クラブテーマ
高橋敦会長
第58代会長
高橋 敦

第58代会長 就任挨拶

 福山南ロータリークラブ第58代会長に就任するに当たり一言ご挨拶をさせていただきます。
まずは、直前会長の松本さん・幹事の寺岡さん1年間お疲れ様でした。コロナ感染拡大により広島県にも緊急事態宣言が出され、終盤は例会開催ができなくなり、また他の計画されていた行事もすべて中止せざるを得ない状況になり、さぞかし心残りで、不完全燃焼でなかったかと推察致します。コロナが終息したらぜひ松本さんには2回目の会長にチャレンジしていただき、寺岡さんには、すぐ会長のオファーがあるでしょうから、ホッとせず、今日から次に備えてください。
 今年度の会長テーマは「知恵と絆で奉仕しよう」にさせていただきました。2年後のクラブ創立60周年に向け、長期戦略年計画の「会員増強」が実を結び、2年間で10名以上の新入会員を迎えることに成功しました。しかし、2019年暮れに発生した新型コロナウィルスの蔓延によりその後のクラブ活動が制限され、このままではロータリーの良さをせっかく入会していただいた新入会員の皆様方に伝えることができず、本来のロータリー精神が失われていくのではと危惧しています。
 そこで、会員同士「知恵」を出し合い、このような状況下でもロータリー活動を停止することなく、コロナ収束後のクラブの将来を見据え、会員同士の強い「絆」で、今年度RIシェカール・メータ会長のテーマまたは杉川カバナーの信条通り、みんなの未来のために奉仕を実践していきたいと思い、「知恵と絆で奉仕しよう」とさせていただきました。
 ただ、奉仕といっても、RIシェカール・メータ会長が言っているロータリアン以外の人への奉仕だけでなく、また、杉川カバナーの信条である「みんなのためになるどうか。未来のためになるかどうか。」は、ロータリアン以外の人だけを指しているのではなく、私はこの奉仕を我々クラブに対する「クラブ奉仕」であると捉えています。
 私自身が福山南ロータリークラブの会長として行う行為が、クラブのみんなのためになっているのか。また私自身が皆様にお願いすることがクラブの未来のためになるのかを考えながら活動し奉仕していきたいと思っています。ぜひ皆様方にもこの会長テーマである「知恵と絆で奉仕しよう」を意識して対外的にもクラブに対しても奉仕していただければと思います。
 また、会長としての具体的な方針は、すでに理事役員及び各委員長の皆様にはお伝えしています。会員の皆様方には、7月15日のクラブフォーラムでお伝えする予定です。
今年度、特に力を入れるのは、当クラブにおけるDXの推進です。DX推進委員会を立ち上げ、HPの充実・マイロータリーへの登録・Facebookの積極的な活用あるいはZoom用いた、例会・理事会・各委員会会議等の推進を図っていきたいと思います。
 そしてもう一つは、「ロータリー奉仕デー」の開催です。
RIシェカール・メータ会長・杉川カバナーは、今年度の重点運営方針に「ロータリー奉仕デー」の実践を各クラブに求めています。これは、ロータリー重点分野の一つ以上に該当する地域社会の課題を各クラブが、インパクトのある奉仕プロジェクトを他団体と連携し実施するというものです。さらに完了した奉仕プロジェクトをロータリーショーケースに投稿しイベントや奉仕プロジェクトの成果を記念に残すという考えです。 そこで当クラブとしては、現在休止しているYACの活動を継続・再開し、少し内容を変えて「ロータリー奉仕デー」として開催したいと計画しています。
 以上、本日から会長に就任させていただきますが、私が偉くなったわけでもなく、またいきなり能力がアップしたわけではありません。なにも変わっていません。ですから、松本幹事そして会員の皆様方に協力していただけなければ、会長職を全うできないと思っています。しかし、せっかく指名いただいた、私の人生で2度とない名誉ある会長職ですから、悔いのないよう精一杯頑張っていきます。
 最後に、再度皆様方にロータリー活動に協力していただくことをお願いして会長就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。