2024-25年度 活動報告
*社会奉仕活動
「療育を考える親の会 ひよこクラブ」サマーキャンププロジェクト
プロジェクト概要
- 開催日:令和6年9月15日(日)9:00~13:00
- 場 所:福山市内海町 水仙の里
- 参加者:ひよこクラブ児童4名、保護者5名、福山市立大学准教授1名、福山南ロータリークラブ会員9名
- 内 容:ひよこクラブサマーキャンプのお手伝いと贈呈式
- 経 緯:福山南ロータリークラブは、前年度申請した地区補助金を活用し「療育を考える親の会ひよこクラブ」にキャンプ用品を寄贈する事となりました。疲弊し心を閉ざした子や、不登校や引きこもりとなってしまった児童、そういった子供たちを持つご両親。そんな日常を開放するため、また会員同士の親睦をはかるための事業として開催されたサマーキャンププロジェクトへ参加してきました。当日は、早朝から一緒に水仙の里へ赴き、贈呈式の後テントやターフなどのキャンプ用品の組立や指導者として自然の中で大汗をかいてきました。その後参加者全員で昼食を取り、親子また当クラブとの親睦を深めてきました。
事業報告
ひよこクラブ様からのアンケート報告
■寄贈されたキャンプ用品をどのように使用しましたか?
- 福山市内海町で9月中旬、1泊2日のキャンプをしました。
2日間通じて、大人16名、学生2名(ボランティア)、子供9名(3歳から高1)が延27名
が参加しました。
テントとタープを立て、焚き火台を使って、昼食、夕食を作り全員で食しました。
(子供たちはマシュマロを焚き火で安全に焼くことができました)
ハンモックも設置し、大人の見守りのなか遊び道具として子どもたちには好評でした。
■親御さんや子供達の反応はどうでしたか?
- 母子4人で参加のメンバーは、家族以外でのキャンプは初めてでしたが、兄弟だけではな
く、他の参加者とも交流が出来ました。 - 父母と参加した小1女子は、日頃経験しない異年齢の子供たちと打ち解けて遊ぶことが
でき、一人早く帰る時には「嫌だ」と泣いてしまいました。 - 日頃、父と離れることができない小3男子は、網を持って虫を追いかけることに夢中に
なっていました。自分の好きなことに没頭でき、心身ともに安定できたと思います。 - 母と兄の3人で参加した中1男子は、1日目が楽しくて、泊まる予定を変更しそのまま残
りました。 - 母と二人で参加した高2女子はボランティアの大学生と話を交わす事ができ、大学進学へ
の思いを母に語りました。 - 最近は親子の活動もましてやキャンプなどから遠のいていましたが、久しぶりの野外で
の活動に、大人も子どもも思い切り楽しむことができました。 - 人との関係作りに苦手さを持つ子どもたちもキャンプという集まる目的ができ、自然の
中で一緒に食事作りから関わることで、日頃得難い経験を楽しんで共有できたと思いま
す。 - 準備段階と気象情報(気温)に想定不足はありましたが、キャンプ活動ができたことに
感謝しています。
■今後どういったペースで使用していきますか?
- まずは年に2、3回のデイキャンプを開催
■その他、ご報告があればお願いします
- キャンプではHDタープ”シールド”8人用を使用したところ、36度を超える気温の中、日
差しを遮断してくれました。野外の活動には欠かせないものになりそうです。 - 大学などで開催する、研修会や懇談会の際の、託児のスペースとして、テント(ランド
ロック)の使用は子どもたちにとって興味を引くと思われ、使用を考えています。
※アンケートにお答えいただき、ありがとうございました。