概要

 福山南RCでは、当クラブ会員が当該施設より依頼を受けて講演した際に、「引きこもり」や「不登校」、また職場内での「傷つき体験」などによる社交不安症の若者が大変多いことを知り、その自立・就労支援を行うことを決めた。
 厚労省の委託事業者として「ふくやま地域若者サポートステーション」を運営する「特定非営利活動法人どりぃむスイッチ」では、社交不安症等に悩む若年無業者の自立・就労支援を行っている。現在約85名の登録者があり、月間利用者数は延べ約300名である。また常時相談窓口を設けている。
 当該NPO法人によると、彼らの多くは、心的外傷後ストレス障害による神経症、対人恐怖症等々の社交不安症や発達障害等の個別の事象を抱えて就職が困難な状況にあり、社会的弱者となっている。
 当該NPO法人では、「仕事が続かない」「仕事をしなければと思うけど、どうしていけば良いか分からない」などの悩みを抱える若者に対して、専門的な相談や同じような悩みを持つ方々で支え合うピア・サポートを柱とした支援や就労支援などを行っている。
 就労支援としては、パソコン基礎およびwebサイト制作等の実習を行って、就職機会を図っているが、現在使用しているパソコンは古く処理能力に不具合が出てきている状況である。軽快に動画処理ができるハイスペックなパソコンが必要だが、購入するための資金不足に悩んでいる。
 そこで当クラブでは、webサイト作成および動画編集ソフトを搭載したパソコン2台ほか、就労の際に、手腕・指先の器用さを検査する一般職業適性検査器具一式および作業テーブルを寄贈することとした。
 またクラブ会員が若者の自立支援および就労支援のための勉強会および交流会を通じて「人が人を支えることの大切さ」を共有しロータリーの社会奉仕および青少年奉仕活動の実践を行う。

 実施内容

 2017年9月7日に「特定非営利活動法人どりぃむスイッチ」に対し、当該NPO法人でサポートしている若年無業者への就労支援として、パソコン基礎の習得とwebサイト制作等の実習を行うために、webサイト作成および動画編集ソフトを搭載したパソコン2台ほか、就労の際に、手腕・指先の器用さを検査する一般職業適性検査器具一式および作業テーブルを寄贈した。
  寄贈先:特定非営利活動法人どりぃむスイッチ
  管理者:理事長 中村 友紀
 また2017年9月27日に当該NPO法人において、ロータリアンが「人が人を支えることの大切さ」を共有しロータリーの社会奉仕および青少年奉仕活動の実践を行うため、当該NPO法人でサポートしている若年無業者に対し「職業人の講話」として自立支援および就労支援のための交流会を開催した。
 2017年10月19日には当該NPO法人の理事長を例会に招き、会員に対して若年無業者の現状と課題の把握および就労支援のための支援の理解促進を目的としてゲスト卓話による勉強会を開催した。

 贈呈式

◆2017年9月7日 贈呈式
「特定非営利活動法人どりぃむスイッチ」に対し、同NPO法人でサポートしている若年無業者への就労支援として、パソコン基礎の習得とwebサイト制作等の実習を行うために、webサイト作成および動画編集ソフトを搭載したパソコン2台ほか、就労の際に、手腕・指先の器用さを検査する一般職業適性検査器具一式および作業テーブルを寄贈した。

山陽新聞掲載
山陽新聞掲載記事

 交流会

◆2017年9月27日 交流会「職業人の講話」
同NPO法人において、ロータリアンが「人が人を支えることの大切さ」を共有しロータリーの社会奉仕および青少年奉仕活動の実践を行うため、同NPO法人でサポートしている若者に対し「職業人の講話」を行い、自立支援および就労支援のための交流会を開催した。

職業人の講話

 職業人講話の感想

 勉強会

◆2017年10月19日 中村理事長による卓話
同NPO法人の中村理事長を例会にお招きし、会員に対して若年無業者の現状と課題の把握および就労支援のための支援の理解促進を目的としてゲスト卓話による勉強会を開催した。交流会について若者からのお礼状が披露された。

中村理事長卓話
特定非営利活動法人どりぃむスイッチ 理事長 中村友紀 様
『若年無業者就労支援の現状と寄贈品の活用・職業人講話のご報告』

 お礼状①

福山南ロータリークラブの皆様へ
先日は、皆様から貴重なアドバイスや、これまでの仕事の上での苦労話、そこで得た教訓などをお話しして頂きましてありがとうございました。あれから自分の中で足りなかったことや、これからやっていかなければならないことが少しずつですが分かってきました。それは『失敗を恐れてしまって前に進めない』ことと、『何事も笑顔で』ということです。私自身は、昨年から働いているのですが、失敗ばかりですごく落ち込むこともあります。今回のお話を聞いてから、失敗してもいいから、どんどん前に進んでいって、積極的に頑張っていこうと思いました。また接客業という仕事柄、お客様の前では笑顔で対応しなければならないと、上司やスタッフの方によく言われます。でも私は笑顔がうまく作れなくて、いつも注意されます。お話を聞いた時に『鏡の前で笑顔の練習を』といわれていたので、早速鏡を見ながら、練習をしています。少しぎこちないですが、笑顔は出るようになりました。まだまだ努力と練習は必要ですが、これからも頑張っていきます。今回、皆様のお話と体験談や苦労話、アドバイスを聞けて良かったです。またこういう機会があれば参加したいです。ありがとうございました。

 お礼状②

福山南ロータリークラブの皆様へ
先日はお忙しい中お話をしていただきありがとうございました。
なかなか決断・行動できず悩んでいたのですが、一歩踏み出すためのきっかけを得られたように思います。
この度の貴重な経験を、今後の就職活動、および、人生において役立てていければと思います。
ありがとうございました。

 お礼状③

福山南ロータリークラブの皆様へ
この度は貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。経営者としての目線や現場を通じての経験など色々な面から、苦労したこと、出会った人々との関係など、所々頭が追いつかないくらいのストーリーで非常に興味深かったです。
また、自分の抱えていた不安を質問として打ち明けた時、笑いも交えて、「よくあること」と気持ちが軽くなるアドバイスも頂けてホッとしました。
この先の就職活動や就職した時、元気で笑顔を忘れずに心がけたいと思っています。
本当にありがとうございました。